子育てをしている看護師など、働く人を支援する児童福祉サービスで一番大きなものに、保育園があります。保育園に子どもが通園するだけでも、子どもから手が離れて児童の相談に乗ることも可能になるため、心の負担が軽くなるものです。児童手当も支給されるため、金銭的な面での援助はされます。
ただし、子育て・家事・仕事のストレスがかかると、うつ病を発症する場合があるようです。うつ病が悪化すれば、退職せざるを得なくなります。そのようにならないためには、精神科や心療内科での受診が必要です。また、障害福祉サービスによる家事援助やハローワークに障害者登録をして、精神障害者として仕事をしたほうが良い場合もあります。市役所や相談支援専門員が認めた上で支給決定される家事援助は、家事の負担を結果的に減らしてもらえるのです。育児や仕事をしながら同時に家事をする方法を、相談支援専門員・市役所担当保健師・ヘルパーとで一緒に考えて行きます。その結果、計画的に家事の力をつけていけるようになるのです。
ハローワークに障害者登録をすると、障害者就業・生活支援センターはハローワークの制度を受けられます。そして、短時間労働などのサービスを受けられるケースもあるようです。また、障害者登録をすると精神科の受診の日は休めたり、精神的な負担を考えて仕事を配分してもらえるようになります。日頃から市役所などに自分の状況を伝えておき、いざという時にサービスを受けられるようにしておくのが大切です。